大阪市天王寺区の後藤敬介税理士事務所

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どんな会社にしたい?

どんな会社にしたい?

 毎週、日曜日の夜9時からやっている「ルーズヴェルト・ゲーム」というドラマを観ています。
 先週の第8話で、社長と対立関係にあると思われていた専務が、会社が吸収合併されることの是非を問う臨時株主総会で自分の思いを語ったシーンが、とても印象に残りました。

「私は社長の器ではない。社長は素晴らしい発想力を持っておられる。もちろん、社のことは私が一番よく分かっていると自負しております。しかし、それだけです」
「社長の強引なやり方は劇薬であると誰かから言われました。その副作用で会社は蝕まれる、と。ならば、私は副作用を抑える薬となりたい」
「この会社は、楽しく愉快な会社です。自由気ままな社風でありながら技術力は素晴らしい。わたしは、この会社の社員であることを誇りに思っています。この会社が大好きだ」

 あいまいな記憶なので正確ではありませんが、概ねそういうことを言っていたと思います。

 どんな会社にしたいか。経営者なら皆さん考えておられることでしょう。
 税理士も、開業すれば一経営者です。私も、今はまだ一人事務所ですが、いずれは人を雇い、より広く他の経営者のお力になり、ひいては社会の役に立ちたいという思いがあります。そこで、やはり考えるのです。事務所が大きくなった時に、どんな事務所になっていたいか、と。
 今回のドラマを観ていて、この専務の言葉の中に一つの答えがあるのではないかと思いました。
 それは、事務所で働く人たちが、「この事務所が好きだ」「この事務所の一員であることに誇りを持っている」と堂々と言える事務所であること。きっと、そういう事務所って、明るく前向きで笑顔の絶えない事務所なんやと思うんですよね。
 じゃあ、そういう事務所にするためにはどうすればいいのか。それを考えることを今後の課題としていきたいと思います。

 

 ドラマの第8話を観ていて、上記のほかにも、組織にはボスを支える信頼できて有能なナンバー2が必要やなぁ、とか、決算書を見て瞬時にその会社の業績を把握できるようにならなあかんなぁ、とかいろいろと考えるところがありました。次回は最終回らしいので楽しみにしています。

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